というわけで(?)、10月14日京都メトロでの「POP ASIA 2006+Kyoto」に出演のバンコクのやんちゃな3バンドのリンクを収集。バンコクのアーティストはここ日本で圧倒的に情報量が少ないのが悩みなのですが、webには意外にPVやら音源あります。予習もばっちりかと!
Cliquetpar いつも思うんですが、微妙な形のアー写・・・。
PV
Public Gangsta(from one inch panch)
*やっぱりめちゃめちゃな音楽。ロケは日本ぽい。
試聴
Farewell Bitch(from ontonsonn)
関連
SAE *記載のプロフィールがウケる「本人は無口だけど、音楽はうるせー」
jetset recordのインタヴュー
*一部抜粋。「俺、COM.Aになりたいよ(真剣)。セックスしたいくらいだね!」「エレクトロ・アーティストのなかでは喜多郎最高。俺、喜多郎になりたいよ(真剣)。セックスしたい(笑)。」・・・。
mixi
Goose 一番左が要注目のニム君。シューゲイズと言えども愛らしいパフォーマンスが魅力。
PV
Mai(from coolvoice.com) *「燃えろ!」みたいな意味か!?
Weelaa tii mii(from coolvoice.com) *「そこにある時間」みたいな意味?
試聴
myspace
関連
smallroom *所属レーベル(?)。バンコク渋谷系と言われたりするレーベルだけどもGOOSEはそういう感じしないなあ。
mixi
Redtwenty これまた縦長写真。
PV
Sound Cool(from coolvoice.com)
yellow(from youtube)
Stay Here(from myspace)
Every Little Love(from myspace)
試聴
myspace
関連
オフィシャルHP(panda records内)
mixi
余談ですが、redtwentyのリーダーBANK君は酔っ払ってる姿しか知らないな・・・。
イベントサイト「POP ASIA 2006+KYOTO」
月別アーカイブ: 2006年9月
バンコクからナウいバンドがやってくる→京都メトロ
POP ASIA 2006+KYOTO
メトロHP内スケジュール
10月14日(土)に京都メトロsoi music企画のタイのミュージシャン出演のイベントを行います。バンコクのシーンで旬な3バンドと日本からは日暮愛葉さんのloves.が出演予定!
バンコクからは
シューゲイザーなGOOSE(紹介記事はこちら)、
エレクトロニカなCLIQUETPAR(紹介記事はこちら)、
ロックレジェンドなREDTWENTY(紹介記事は、まだ、笑)が参加。
今のバンコクを、それぞれ違った意味でお騒がせしているイカした3バンドを見れる貴重な機会です!アンド演出は遠藤治郎とWITのバンコクゴールデンコンビ。テンションあがる面白演出でお届けします!
詳細はこちら
http://www.popasia2006.jp/
そしてライブ終演後はSOI MUSIC プレゼンツなDJイベントに引き続きなだれ込みます。バンコクのスイートでクレイジーなパーティーDUDE/SWEETのNOTE君アーティストの事情によりキャンセルです!がやってきます。アホアホ必死に朝までバンコクの空気を感じ取っていただけること間違いなし!
ということでよろしくおねがいします~~。チケット既に売っております~(笑)、完売必死です、お早めに~~。
from Bangkok, THAILAND
Goose(タイ)
2004年にリリースした自主制作盤「GOOSE」が現地インディーズ・シーンで旋風を巻き起こした男子5人によるロックバンド。「タイ初のシューゲイザー・バンド」と現地では話題騒然。英バンドMOGWAIとも交流があるSO::ONレーベルからも音源リリースあり。英KEANEのバンコク公演ライブの前座も。硬派なサウンドを繰り出す男子5人のルックスの可愛さのギャップも可笑しく、バンコクっ子は今Gooseに夢中!
Redtwenty(タイ)
バンコクの伝説の酔いどれロックバンド。スイートな青年のステージでの危ういライブ・パフォーマンスにはロックを感じること間違いなし! 満を持して発売された新アルバムに、2006年のバンコク(の一部)は大フィーバー。ロンドン大好き。バンコク屈指のインディー・レーベル、パンダレコード所属。発狂系、ナイーブ、タイ人のキレ方ここにあり。
Cliquetpar(タイ)
40度常夏のバンコクを17度設定のエアコンで潜り抜ける、バンコク・エレクトロニカの異端児。狂ったブレイクコアとおかしな日本語が得意。好きな日本のバンドはジュディマリに喜多郎、好きな映画はスウィング・ガールズ。ドラマーにthermoの須藤俊明が参加。日本のCLAYレーベルよりEndJoy名義でCDリリースあり。21世紀、バンコク流アヴァン・ポップ!
from Tokyo, JAPAN
LOVES. (日本)
2005年、日暮愛葉(ヒグラシアイハ…ex.SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER)を中心に結成。下北沢SHELTER、代官山unit等を中心にライブ活動をこなす。メンバー各々のキャリアとセンスから生み出される、国内のバンドにおいて類を見ない新しいタイプの音とライブが注目を浴びている。現在年明けにリリース予定のアルバム制作中。http://www.loves-or-not.com/
舞台演出
遠藤治郎+WIT
バンコクと日本を移動し、ファッション・ショーやコンサートなどの舞台美術・照明で活躍する建築家・遠藤治郎と、バンコクのコンサート美術や映像美術に多く関わるメディア・アーティストのWITによるユニット。2005年末の横浜トリエンナーレでの人力を巧みに使ったステージが話題を呼んだ。
【SOIMUSIC的バンコクディスクガイド】僕も蒲団に入れてほしい
フトン / ギブ・ミー・モア!(avex)(2005)
futon / give me more!(avex)(2005)
今回の企画の中で、日本で一番認知がありそうなバンドFUTONの、2005年にAVEXより発売された日本編集盤。
タイで発売済の1stと2ndからのセレクトされた曲に日本盤のみ収録の曲が加わった、現時点のFUTONベスト的CD。真っ向勝負しても相当かっこよいロックな曲M1「Rich baby」やM5「dead husband collection」から、壮大なタイ語曲バラードM8「HIGH」(泣ける!と思いきやドラッグの話、笑)、そして歌謡曲フレーバーがかなり痺れる日本語曲M10「Yulay Butterfly」M13「Suitcase」!
ちょっとこの日本語曲が好きすぎるので、futonについてはいつも話が偏りがちですが、誤解を招かないように書いておくと、futonの魅力はなんていうか真っ当にカッコいいロック!そこにバンコク故かメンバーのキャリア故、なんとも面白可笑しくもカッコよい魅力をムンムン漂わせてしまうのがFUTONなのです(なんだか支離滅裂だなー)。
FUTONのメンバーついて触れておくと、英国人BEE(g,key)、DAVID(g)、SIMON(d)とタイ人のgene(Vo)と日本人のモモコさん(Vo&Key)からなるバンド。BEEは現地滞在型外国人の中でもバンコク歴がかなり長い人で、元パナッシュで、Psychic TVにも関わりがあった人。実はDJ業を通じてバンコクっ子に音楽を啓蒙してきたナイスな過去がある永遠の十台。DAVIDはイギリスでエンジニアをやってたあと「羽をやすめに」バンコクへやってきた。MOMOはアメリカのアートスクール卒業後バンコクにきた。geneは現地英語誌の編集とかやってたのかな?ドラムのSIMONは後から加入したメンバーで元スエード(笑)。この記事のタイトルはSIMONがFUTONを見ていて楽しそうで、「僕もfutonに入れてもらいたい!」と言ったという噂にちなんで付けたタイトルである(笑)。
そんな感じでバックグラウンドがバラバラな5人が、バンコクに集まってきて出来たのがFUTON。2003年結成で、その年の現地ロックフェス「FAT FESIVAL」でライブを見たのが僕の初FUTON体験。そして昨年のFAT FESではメインステージ堂々の大トリ。大雨の中、futonを待って残っていたオーディエンスもすごかったけれど、FUTONのパフォーマンスは流石大トリだけのことはある貫禄と圧倒的なパワー。初期からFUTONを知っている人はステージ裏で涙していましたよ(大雨で流れていたけど)。
ちなみにバラード「HIGH」は野宮真貴さんの「Party People」で野宮さんと菊地成孔子さんのデュエット、しかもタイ語パートありという奇跡のカヴァーが収録済み。やっぱりSIMONじゃないけど、潜り込んで遊びたくなってしまう怪しい魅力と勢いがFUTONにはある(なんじゃそれ)。
ただ日本盤で残念なところが一点。それはあのFUTONの初期の超名曲「Gay boy」のオリジナルヴァージョンが収録されていないのです。権利クリアが大変そうな楽曲なので残念だが、これこそが世界にFUTONを知らしめた名曲。(しかし別ミックスバージョンが収録。昨年のsoi music fesで最後に演奏された曲で、久保田真琴さんがスタジオヴォイスのインタヴューで「前人未到のところへ行っていた」と評していたりもしました。)
あと、全くどうでもいいんだけど、このCDの帯の文、わたくしがFUTONの紹介に書いていたコラムの文章が元になってますと最後に加えて終わります(笑)。この辺もバンコクっぽくて良い感じ(笑)「パンキッシュでジェントル、エキセントリックでハートフル!!」
futonについては過去に書いたこちらをご参照ください。
BANGKOK CHEMIST- Column about “FUTON”-
FUTON INTERVIEW 01/04
曲順表
01. Rich, Baby Windows Media Player Real Player
02. Love So Strong
03. That Look In Your Eyes*
04. Tokyo Sunset
05. Dead Husband Collection
06. My Machine Gun
07. Hubble
08. High
09. Talk of the Town
10. Yulay Butterfly
11. Guessing Game
12. F*Uck Machine
13. Suitcase
14. Gayboy (Pramface Club Mix)
15. Rich, Baby (Pramface Remix)
AVEX内FUTON web
offical web