月別アーカイブ: 2013年8月

Summer Sonic 2013 / island stageを振り返って

soi music 木村です( @kimurasoi )。

8月10日11日サマーソニック2013やってきました!
あまりに暑かったので、その後の2週間ぐらいの記憶がなかったのですが、振り返りエントリーをしてみます。遊びにきていただいた方、ありがとうございました!

というわけでアイランドステージの設置をインスタグラムを振り返ってみてみます。

設置初日
スタジアム周辺のアスファルトエリア。何もありません。

日本のチームは、タイと比べて仕事がきっちり(細かい)しています、の図。

立て込みはじまりました。職人さんは一人で運転からクレーン操作までこなしていきます。

遠方からみた、アイランドステージ予定地。

部材がならんでいきます。

コントロールブースがくる予定のスペースのたてこみ


だんだんテントができてきています

コントロールブース

タイからコンテナでおくってきた荷物が到着です

これが中身。観覧車の客席部分です。パンダ模様!

観覧車を組み立てます

アイランドステージのステージをくみたてます

見守っているのはタイのBMMFの施行隊長です。タイからきて日本のチームと仕事しています。


ステージがたちあがりました

夕暮れに映える月のようなオブジェ

だんだん満ちていきます

朝方、風になびく旗

カラフルになっていきます

観覧車ができてきました

コントロールブースの中では照明パターンの打ち込みがはじまります。

オープン前夜夜のアイランドステージです

タイの遊園地のような

ビッグマウンテンミュージックフェスがサマーソニックにやってきた瞬間ですね

タイのgene kasiditのパフォーマンス。キワモノと思う事なかれ。かなり胸打つアツいパフォーマンスにはじめは遠巻きにみていたgeneを知らないオーディエンスもノリノリに。geneのライブパワーはFutonの頃からすごかったですが、本当にすばらしかった!

2日目にパフォーマンスをおこなっていたメガネズ。かわいい〜

かわいい☆彡

アイランドステージは夜はお客さんに解放され、みながダンスしていきました!

遊びに来たYellow Fang on night island stage

花火 from back stageアイランドステージ

暑すぎて放水。タイの4月の水掛祭りみたいです

本当にあつかったですが、最高の2日間になりました!来年ももどってきたい!

Yellow Fangの新譜と来日お忍びライブ☆彡

soi music 木村です( @kimurasoi )。

Yellow Fangのお忍びライブが明日(8/19金)にあるようです!
そして、新譜の初売りを東京で行うようです。だれも話をきいてない!
新譜ものすごく楽しみです。サマソニで販売するのでぜひ!

yellowFang_artist_photo_ss2013

ライブは明日の21時ころからのようです。会場は渋谷道玄坂のビートカフェ(facebookページ

yellowFang_artist_photo_ss2013_b

 

 

明日から二日間Yellow Fang楽しみましょう!

サマソニ前日GENE KASIDIT緊急生出演スペシャル・ライブ・ショー!

★サマソニ前日・8月9日金曜日!GENE KASIDIT緊急生出演スペシャル・ライブ・ショー!

https://www.facebook.com/events/514214238645347/
スクリーンショット 2013-08-06 18.20.00

ということでスペシャルなライブショーが代官山のアマランスラウンジで!

元futon仲間のモモコモーションさんやそしてあの野宮真貴さんもスペシャルゲストで参加!

野宮真貴さんとFutonは並々ならぬ関係がありまして、Futonの曲を野宮さんがカバーしていたり、Futonが野宮さんに楽曲提供していたりするんです。

High。こちら野宮さんがカバーしたバージョン。なんとデュエットは菊地成孔さんなんですよね。

こちらFuton ver。GENEとモモコさんのデュエット。

こちらはFutonが野宮さんに書いた曲「Question girl」

2005年の横浜トリエンナーレの時のFuton X 野宮真貴(2:50くらいから)

というわけで、8/9(金)深夜は代官山のアマランスでバンコクのディーバ迎えましょう☆

★サマソニ前日・8月9日金曜日!GENE KASIDIT緊急生出演スペシャル・ライブ・ショー!

https://www.facebook.com/events/514214238645347/

サマソニ2013記念のYellow Fang映像まとめ

soi music 木村です( @kimurasoi )。

Yellow Fangがサマソニにまさかの2年連続出演!

ということでイエローファンのデビューからいままでの軌跡をyoutubeでたどってみたいと思います。

Yellow Fangは2008年デビューで、11月のFAT FESTIVALでEPをリリースしました。当時の記事はこちら。いちおう最初から縁があったYellow Fang…。この時サインを頼んだら、CDにぶちゅーとキスマークをつけられた強烈な思い出が… 

デビューEPからValentinos

Kep Paa

初期のオリジナルメンバーの3人の楽曲の良さ、センスの良さ、どれも光りますね。この2008年ころはSaliva Bastardsとかもまだいたような気がして、この辺のミュージシャンがバンコクの面白い音楽シーンを引っ張っていくのかとわくわくしていた気がしますね。

I’m a feeder

自主制作で1st と2nd EPをリリースしているYellow Fangですが、1曲だけバンコクの名物レーベルsmallroomからリリースしています(コンピ収録)。この歌は「ムック、マイ、ピッコー」という曲で、飼い犬の名前なんですよね。ひたすら飼い犬の名前連呼するというヤバかわいい曲です!ムックマイピッコー!

一瞬smallroomからアルバムリリースかなあ?と思ったYellow Fangですが、そんなこともなく、そんなこんなと月日は流れ、だんだん人気者になっていきます。そう、ゆっくりとね。

そして満を持して2012年のサマソニと同時に登場したのがこの辺の曲です。EP3もなんとサマソニリリース!フェスにあわせてリリースしてきますね。

hom pa

I don’t know (これはまだリリースされていない曲ですね。)

こちら2012年シングル曲のUnreal

soundcloudでYellow Fangで検索するとタイ人にいっぱいカバーされてますね!
yellow fang http://bit.ly/1cFbXl3

すごいなあ。

Yellow Fangのアルバムはいよいよ完成間近という話もあるので、サマソニでライブチェックしつつバンド追いかけていきたいと思います!というかこんな良いバンドの良い時間見逃すともったいないですよ!

ちなみに昨年サマソニ時のYellow Fangまとめはこちら!http://soimusic.tumblr.com/

2013年サマソニは8月10日土曜日出演です!

さらにタイのバンドがきます、Desktop Error日本ツアー&映像いろいろ

こんにちは、福冨です。7月8月と東京もバンコクばりに暑い日が続いていますね。いよいよ今年も夏がやって来ましたね。

さて日本の夏と年末は音楽の季節(なのか?)ということで今年の夏も相変わらずフェス三昧の方もいらっしゃるのではないでしょうか。すでにこちらのページでも色々と紹介がされていますが、今年のサマーソニックにはタイのアーティストが三組参戦します。

けれども今夏のタイミュージックはそれだけでは終わりません。こっちの記事でも少し触れられていますが、8月末には日本でも既に話題になり始めているバンド、Desktop Errorが来日します。

学生時代の友人・先輩で結成された5人組の彼らは、元々バーでレディオヘッド、ピンクフロイド、ストーンローゼズといったUKロックのカバーなんかをしていたみたいです。

SO::ON Dry Flowerから2006年に出た最初のミニアルバム “Instinct” はそんなUKロックや、オルタナ、シューゲイザーの影響がはっきり見える、勢いのあった一枚でした。サウンドも少しだけダークな感じがありますね。

こちらはのちにアーティット・アッサラット(Aditya Assarat)監督の映画『ハイソ』の主題曲になった”MIND”。アーティットはアピチャッポンと同じくらいの年齢の映画監督で、世界中の映画祭で色々と受賞しているので、ペンエークやアピチャッポンに続く、タイアート系映画の次世代として今注目を集めている人です。『ハイソ』は2010年の東京国際映画祭で上映されていたので、この曲を耳にした方もいらっしゃるかもしれません。

(そういえばこのCDが発売された2006年にはこちらもSO::ON Dry FlowerからAssajan JakgawanというバンドもいいCDをリリースしていて、バンコクのポストロックって熱いんだなあと思った記憶があります)

そしてそんな勢い(と若さ)がさらにいい方向に洗練されて、なおかつ引き出しがどんどん豊富になっていったのが2009年のアルバム “Ticket to Home” でした。絡み合うクリアなギターサウンドとセンチメンタルなメロディが軽快なリズムに乗って「これ、前のCDと全然違うじゃん!」と楽しい驚きをもらえたこちらの曲とか。歌詞もシンプルかつ今をしっかり見据えてる感じがいいです。

こちらは別の曲のライブのもよう。

パフォーマンスも熱いですね!タイのインディーズバンドとかアーティストは「ああ、いいなあ」と思ってもなかなか長く続けてくれないのも結構あって、CD一枚出たらそのあと身を潜めてしまって、、なんてこともあるので、”Instinct”のあとに”Ticket to Home”が出て、しかもそれがすごくいいアルバムだったのは個人的にすごく嬉しかった記憶があります。

このバンドを説明しようとすると、どうもつい簡単にポストロックとかシューゲイザーとか言ってしまいますし(やっぱり轟音もあるし)、東南アジアのポストロック、みたいなちょっとした流行りが日本でもあるかと思うのですが、もはやその辺の言葉では全くくくれない、タイだとかアジアだとかどこだとか関係ない、独特の音楽をDesktop Errorは生み出していますよね。

こちらは東北タイの楽器、ピン(2-4弦のギターめいた楽器です)まで登場してフィールドレコーディング。ボーカルのLekくんは東北タイ出身。

タイ国外へも精力的に活動の範囲を広げていっているこのバンドの今後がとても楽しみです。

と、そんなDesktop Errorは8月後半に日本をツアーします。8/24,25は関西、27-29は東京でライブがあります。曽我部恵一バンド、Baffalo Daughter、sgt.、miaou、マカオのユニットEvadeなんかと共演です。

以下スケジュールです。
8/24(sat) ONE Music Camp
8/25(sun) Kyoto Metro
8/27(tue) 新代田FEVER
8/28(wed) 月見ル君想フ
8/29(thu) 渋谷O-nest(viBirth × CINRA presents「exPoP!!!!! volume72」)

詳細はDesktop ErrorのFacebookページや、Offshoreのサイトをご覧ください。

ということでまだまだ終わらないタイミュージックの夏なのです!

(福冨渉)