月別アーカイブ: 2004年8月

バンコクマップ、地下鉄&BTS(高架鉄道)、タクシー、バス

taxi meter
photo by kazuhiro kimura
タクシーメーター
日本から、バンコクに初めて行く方も多いと思うのでバンコクの交通手段をざっと解説。
参考
http://www.bangkok-busmap.com/
地図(同HPよりリンク)
http://www.bangkok-busmap.com/metro/transitmap.htm
ライブ会場「ハウス」のあるRCAは地下鉄ペッブリー駅の右らへん。
視聴会場の「アバウトスタジオ/アバウトカフェ」は地下鉄フォアランポーン駅の近く。
バンコクの交通手段は主に
・バス
・タクシー(普通の/バイクタクシー/トゥクトゥク)
・BTS(高架鉄道)
・地下鉄
の4つがあります。
上の地図を見てもらえば分かるようにBTSと地下鉄の二つで市内の大部分は回れます。
ですので、この2つの利用がおすすめ。
でも、ピンポイントに行きたいところまではいけません、かといって歩くのも暑い。
そんな人はタクシー(普通の/バイクタクシー/トゥクトゥク)にのりましょう。
普通のタクシーはメーター制。初乗40Bぐらいで100B程で市内の移動はすみます。バイクタクシーはSOI(小道)の中専用。大通りから小道に入るところにダラダラたむろしてお客を待ってます。距離にもよるけど5B~15B。トゥクトゥクは交渉制の乗り物。バンコク名物ですよね。楽しさ満点です。50Bぐらいから100Bぐらいの間で交渉できると思います。だいたいこれくらいを目安にして、ぼられないように交渉楽しんでください。(ちなみに1バーツは3円弱)
で、最後にバス。
これは各路線ごとに番号で路線を表記してあり、また乗り方降り方、降りる場所など難易度が高い乗り物。むずかしいです。でも楽しいです。地元雰囲気味わいたい方はレッツ・トライ。「バスにのらなきゃバンコクの街をわかったとは言わせないよ」なんて話もあります。DACOというバンコクの日本語メディアが出しているバスマップがめちゃめちゃ便利です。
ちなみにDACOは現地の便利メディア。月2回のフリーペーパーはマストです。リンクのページも便利そう。日本から行く方でご心配な方はこちらを参考にするといいかもしれません。
最後におまけ。
フライヤー制作&東京10月29日出演のウィットさんによる「もし汚職がなかったら」バンコク乗り物マップ。97年アジア経済危機がなかったらこんなだったかも・・・。
ここをクリック
信号待ち
photo by kazuhiro kimura
バンコクで信号待ち
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The Japan Foundation, Bangkok

The Japan Foundation
logo of The Japan Foundation
バンコクのソイミュージックを一緒に主催している独立行政法人 国際交流基金バンコク文化センター
日本のアーティストやクリエイターがバンコクに来るととてもお世話になるところ。
バンコクのこのオフィスの仕事はすばらしくて、過去に前衛演劇のダムタイプを招聘してタイに紹介したり(今年もつい先日その第2弾の演劇イベントがあった。)、毎週映画祭を催したりしている。ちなみにソイミュージックの裏の9月10日には相馬慎二監督の「風花」なんて上映している。
このオフィスのよいところは日本人のクリエイターだけじゃなくて、タイのクリエイターからも好かれているところ。映画「地球で最後のふたり」の舞台や主人公はこちらの図書館や有名なYさんをモチーフにしたらしい。このオフィスなしにはあの映画の中で浅野忠信さんがあんな演技をすることもなかっただろう。
http://www.1101.com/OL/
関連記事(おもしろい・・・)
ソイミュージックのフライヤー(ひょろひょろした宇宙人みたいなヒューマン・オーディオ)をデザインしたウィットも昔からよくポスターデザイン仕事を受けていたらしいし、今や日本で活躍するタイ人漫画家ウィスット・ポンニミットもこのオフィスの紹介で日本に行くことができたのだ(2000年ごろの話)。
今回我々のお世話をしていただいているUさんはとてもかわいらしいと評判の方(「地球で~」の脚本担当プラープダーさんも言っていた)。バシバシ日本流に仕事をこなす一面と、タイ的な(?)ゆるーいけどナイスなユーモアをあわせもっています。
本当におせわになってます。ありがとうございます。
国際交流基金バンコク文化センター
http://www.jfbkk.or.th/
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Wit Pimkanchanapong ウィット・ピムカンチャナポン

The Photo Sticker Machine
“Khorborg” by Wit Pimkanchanapong
バンコクで今一番話題のビジュアルアーティストと言えば、この人ウィット。
フォトスティッカーマシーンのアニメーションPVで一躍有名になり、その後もレーベル「ホアラムポーンリディム」のPV・HP制作やVJなどを担当。音楽を視覚化できる映像作家として、多くのイベントやクリエイターに起用される。
圧巻だったのは2004年1月、バンコクのインディーズ専門ラジオ局ファットレディオ主宰のファットオールスターズ。10枚の大型スクリーンを横に並べ、10台のマックで制御し、10枚のスクリーンを時には1枚に、時には8枚として使う映像に会場の6000人は大いに沸いた。(実はソイミュージックいいだしっぺの遠藤治朗がコラボレーターでステージデザイン担当)
fat all stars stage
photo by jiro endo
高級ブランド、大手レコード会社から、頑固なインディーズレーベルまでと幅広いクライアントを持つ理由はそのアイディアの面白さ。シンプルなアイディアで複雑な映像を生み出す(或いは逆で、変なアイディアをシンプルな映像に落とし込む。)ウィットの作品には一見共通する作風はないが、じっくり見れば「これはウィットの作品」とわかる一貫した何かを感じる。
そのアイディアを視覚化する能力の高さからか、ウィットはファインアートカテゴリーに属するような作品をも制作する。地図のシリーズ、スティルアニメーション・・・。
2004年のソイミュージック、
バンコクではエキシビションのアートディレクションとライブの映像、東京では29日スーパーデラックスで映像のパフォーマンスを行う予定。

“Kradangnga” by Wit Pimkanchanapong

ふとん Futon

futon from MTVtrax
FUTON
ソイミュージック東京・バンコク両方に出演するFUTON
タイ・英・日3カ国からなる多国籍バンドです。(ついでに性別も越境)
バンコクという街のエキセントリックな感じと、皆にこにこしているそのハッピーな感じ、ユーモアが一緒になっているエレクトロクラッシュバンドです。
イギー・ポップの「アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ」をカヴァーし、「トーキョー・サンセット!」と擬似東京を描き、名曲「ゲイボーイ」ではゲイの男の子になりたい女の子の分裂した気持ちを歌い上げました。菊地成孔さんのスパンクハッピーにぐっとくる人なら引っかかるはず。
10年前よりバンコクのシーンを裏側から引っ張ってきた(昔はサイキックTVにも参加してた)英国人のBee Futon筆頭にDavid Futonと、タイ人でめちゃめちゃパンクでカッコイイGene Futon、日本人Momo Futonの4人でバンコクを賑わせています。
さらに英国ラフトレードや米NYアザーミュージックでもチャートに入るなどかなりワールドワイドな展開も。
日本人Momo Futonのソングライティングにも注目!ポップで幽玄なパーティーアンセム「幽霊バタフライ」は名曲ですよ。
「幽霊バタフライ」に登場するパーティーバタフライよろしく、9月11日バンコクのソイミュージック、10月30日東京のソイミュージックに参加の他、ロンドンツアー、ベトナムツアーなどなど世界中でパーティーの日々です。秋には2ndアルバムの噂も。
Futon(試聴もできます。)
http://www.rehabisfab.com/
Single
シングル「アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ」

ウィスット・ポンニミット wisut ponnimit

wisut ponnimit
男の子byウィスット・ポンニミット
東京のソイミュージックに出演する(10月29日スーパーデラックス)、タイ人マンガ家/アニメ作家/ミュージシャンのウィスット・ポンニミット
現在、神戸在住のウィスットは「hesheit」(ヒー・シー・イット)という作品を書くタイでは大人気のマンガ家です。といってもタイにはマンガ家があんまりいません。でもそんなマンガ家がいない状況なのに、こんなにも、笑えて、下品で、かわいく、感動するマンガを描くマンガ家がタイにいることにビックリ。さらに彼が作るアニメーションをみて、こんなに素晴らしいアニメーション作家がタイにいることにビックリして、スモールルームを始めとするバンコクインディーズシーンのミュージシャンであったのに3度目のビックリを感じました。
小さい頃から日本のマンガを読んで育ってきたウィスットは(ドラゴンボールとかキン肉マンとかタッチとか)、マンガ王国の日本にきて、自分のマンガ道を歩んでいます。「日本人はマンガが読める人たちでしょ?僕のマンガもわかってもらえるかなとおもって。タイ人はマンガ読むのちょっと下手」
2004年初めの京都でのイベントを皮切りに、渋谷アップリンクファクトリーでアニメの上映会を行い、現在大阪グラフメディアジーエムにて「8月のタイ」展に参加中。31日のクロージングイベントでは新作アニメーションも披露とのこと。
「8月のタイ」
http://www.graf-d3.com/soisabai/
「8月のタイ」早耳情報
http://www.home-room.org/blog/soisabai/
9月20日には仙台にて「ショートピース!仙台短編映画祭」にも参加。こちらはライブとアニメーションの上映です。ライブはテニスコーツと共演します。(時間は12時30分から・要確認!)
彼の日本語版の単行本も東京では代々木オフサイト・高円寺円盤・中野タコシェ・神保町アジア文庫、関西では大阪グラフ・神戸トリトンカフェ他で購入可能です。
浅野忠信が主演したことで日本でも話題のタイ映画「地球で最後のふたり」の脚本家プラープダー・ユンが「地下にも空がある」と評したウィスット・ポンニミット。久しぶりに東京にくるイベント10月29日ソイミュージックお楽しみに。アニメと演奏のパフォーマンスを行う予定です。
また会場ではウィスット・ポンニミットがデザインした「ソイミューシック」Tシャツも販売します。ピンクが可愛いです。
hesheit
ウィスットがノートの切れ端に描く女の子(「ヒー・シー・イット」より)

Death of a Salesman & smallroom デス・オブ・ア・セールスマン 

smallroom studio
photo by kimura kazuhiro
この写真はバンコクの中心エカマイ地区雑誌にあるポップミュージックレーベル「smallroom」のオフィス&スタジオ。
スモールルームはバンコクのミュージックシーンを引っ張るレーベルのひとつです。バンコクの10個の魅力的なバンドが参加する99年発売のコンピレーションアルバム「what happens in this small room?」はタイ国内外に衝撃を与えたと言われています。
SOI Lounge9月10日参加(東京は10月31日)のDeath of a salesman(DOSM)はスモールルームからリリースをするバンドです。DOSMはレディオヘッドなどUKロックをよく消化し、ただのコピーではなく「タイのロック」を追求する若手期待の星で、インディーズバンド嫌いのベテランミュージシャンの中にも「DOSMはいいね」という人がいるぐらいです。
ソイミュージックのTシャツをデザインしてくれたタイ人漫画家WISUT君もこのバンドでドラムを担当するなどバンコクポップカルチャーシーンの台風の目と言えるかもしれません。
リーダーのKRACHAI君は相当な音楽フリークで、いつも音楽の話ばっかり。日本の音楽もよく知っていて「はっぴいえんど」を口ずさんでいたりもします。
スタジオ「what happens in this small white room?」発のバンコクポップミュージックに注目です。
スモールルームのHP
http://www.smallroom.co.th
Death of a salesman
デス・オブ・ア・セールスマンの1st album
smallroom office
photo by jiro endo
スモールルームのオフィス

about ticket チケットについて

*チケットの購入方法について
<タイ国内>
<10日11日の前売りチケットはフジレストランのサイアムセンター店/ラートプラオ・セントラル店/RCA・HOUSE/国際交流基金バンコク日本文化センターにて販売予定です。また当日券も予定しております>
<タイ国外から遊びにいらっしゃる方>
Eメールにてご予約を受け付けます。タイトルの欄に「about ticket」とだけ記入し以下のフォームに記入し、[soi@guesthouse-tokyo.com]までご送信ください。予約確認メール&詳細を返信いたします。またこちらは定数になり次第締め切りとさせていただきます。予めご了承ください。
――――――――――――――――――――――――――――――
お名前:        
チケット枚数:   枚
ご連絡先 e-mail :              
     お電話&ご連絡先 :              
ご希望の日
――――――――――――――――――――――――――――――
タイの食堂とおばちゃん(チケット予約とは関係ありません)

photo by kazuhiro kimura

バンコクイベント最新情報

タイ人コミックアーティスト・ウィスットポンニミットによるソイミュージックイメージ
ウィスット・ポンニミットによるソイミュージックイメージ
* 日程会場が一部変更になりました。ご確認ください
ライブ :「ソイ・ミュージック ラウンジ」
2004年9月10日(金)、11日(土) 開場18時半開演19時 
10日  Cornelius, Modern Happy, Death of a salesman
11日 Cornelius, Spank Happy, Futon Saliva Bastards
and some special guests.
料金:ライブ501B
会場: ハウス
http://www.houserama.com
T: +66-(0)2-641-5177
RCA plaza 3rd Floor,
31/8 Royal City Avenue, New Petchburi, Bangkapi Bangkok 10310
展示会:コーネリアス 「FIVE POINT ONE」
    Audio Visual Exhibition From Bangkok to Everywhere
会期: 2004年9月10日(金)~15日(水) 10:00-21:00
料金:無料 
会場:アバウトスタジオ/アバウトカフェ
http://www.yipintsoi.com/~aara/
T: +66-(0)2-623-1742
402-408 Maitrijit Road,Pomprab,Bangkok 10100 THAILAND
◆企画制作:SOI
◆主催:SOI、国際交流基金バンコク日本文化センター
◆協力:Fuji Restaurant, AARA, Met bar The metropolitan, M.I.Engineering, SAE institute, YukQ、
<10日11日のチケットはフジレストランのサイアムセンター店/ラートプラオ・セントラル店/RCA・HOUSE/国際交流基金バンコク日本文化センターにて販売予定です。>
http://www.fuji.co.th
http://www.houserama.com
http://www.jfbkk.or.th/
***************
(In English)
Live show: “SOI Music Lounge”
Sep 10 (Fri) – 11 (Sat) open18:30 start:19:00
10th Cornelius, Modern Happy, Death of a salesman
11th Cornelius, Spank Happy, Futon, Saliva Bastards
and some special guests.
Ticket: Live show: 501B
Location: House
RCA plaza 3rd Floor,
31/8 Royal City Avenue, Bangkapi
New Petchburi, Bangkok 10310
http://www.houserama.com T: +66-(0)2-641-5177
Exhibition: Cornelius “FIVE POINT ONE”
Audio Visual Exhibition From Bangkok to Everywhere
September 10 (Fri) – 15 (Wed)
From 10:00-21:00 2004 Free Admission
Location: about studio/about cafe :
402-408 Maitrijit Road, Pomprab, Bangkok 10100 THAILAND
http://www.yipintsoi.com/~aara/
T: +66-(0)2-623-1742
◆Main Presenter: SOI ,The Japan Foundation, Bangkok
◆Support: Fuji Restaurant, AARA, Met bar The metropolitan, M.I.Engineering, SAE institute, YukQ、

http://www.fuji.co.th
http://www.houserama.com
http://www.jfbkk.or.th/

About &quot;About Cafe&quot; &amp; The way to About Cafe

“FIVE POINT ONE” Audio Visual Exhibition From Bangkok to Everywhere
の会場である「About Studio/About cafe」について。
こちらはAARAという非営利団体が運営するギャラリー/イベントスペースです。バンコクの鉄道の駅ホアランポーンから歩いて5分程、中華街の隅に位置しています。通称「アバウトカフェ」の雰囲気は地上に出たスーパーデラックスとでもいう感じです。つまり良いリラックス具合(というかスーパーデラックスを訪れたタイ人がアバウトカフェみたい~と言っています。)。夜遅くなると娼婦が立ったりもするような地域(治安はそんなに悪くないと思います)ですが、そんな立地も含めて楽しいところです。企画もアートな展示から音楽のライブまで色々あります。
初めての人には少しわかりずらいので地図を掲載しておきます。タクシーでたどり着ければそれがベストですが、それが難しい方は、
1.地下鉄でホアラムポーン駅まで行く
2.歩く
がベストです。ホアラムポーン駅からはラマ4世通りを西にすこし進み運河を越え交差点を北西に入り(22日ロータリーの方向)進むとすぐ左手に「アバウトカフェ」が見えるはずですよ。
map of about cafe