男の子byウィスット・ポンニミット
東京のソイミュージックに出演する(10月29日スーパーデラックス)、タイ人マンガ家/アニメ作家/ミュージシャンのウィスット・ポンニミット。
現在、神戸在住のウィスットは「hesheit」(ヒー・シー・イット)という作品を書くタイでは大人気のマンガ家です。といってもタイにはマンガ家があんまりいません。でもそんなマンガ家がいない状況なのに、こんなにも、笑えて、下品で、かわいく、感動するマンガを描くマンガ家がタイにいることにビックリ。さらに彼が作るアニメーションをみて、こんなに素晴らしいアニメーション作家がタイにいることにビックリして、スモールルームを始めとするバンコクインディーズシーンのミュージシャンであったのに3度目のビックリを感じました。
小さい頃から日本のマンガを読んで育ってきたウィスットは(ドラゴンボールとかキン肉マンとかタッチとか)、マンガ王国の日本にきて、自分のマンガ道を歩んでいます。「日本人はマンガが読める人たちでしょ?僕のマンガもわかってもらえるかなとおもって。タイ人はマンガ読むのちょっと下手」
2004年初めの京都でのイベントを皮切りに、渋谷アップリンクファクトリーでアニメの上映会を行い、現在大阪グラフメディアジーエムにて「8月のタイ」展に参加中。31日のクロージングイベントでは新作アニメーションも披露とのこと。
「8月のタイ」
http://www.graf-d3.com/soisabai/
「8月のタイ」早耳情報
http://www.home-room.org/blog/soisabai/
9月20日には仙台にて「ショートピース!仙台短編映画祭」にも参加。こちらはライブとアニメーションの上映です。ライブはテニスコーツと共演します。(時間は12時30分から・要確認!)
彼の日本語版の単行本も東京では代々木オフサイト・高円寺円盤・中野タコシェ・神保町アジア文庫、関西では大阪グラフ・神戸トリトンカフェ他で購入可能です。
浅野忠信が主演したことで日本でも話題のタイ映画「地球で最後のふたり」の脚本家プラープダー・ユンが「地下にも空がある」と評したウィスット・ポンニミット。久しぶりに東京にくるイベント10月29日ソイミュージックお楽しみに。アニメと演奏のパフォーマンスを行う予定です。
また会場ではウィスット・ポンニミットがデザインした「ソイミューシック」Tシャツも販売します。ピンクが可愛いです。
ウィスットがノートの切れ端に描く女の子(「ヒー・シー・イット」より)
ウィスット・ポンニミット wisut ponnimit
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