moderndogの新譜でましたね。通算５作目のTingnongnoy。

アホなジャケットアートワークと違って、内容は基本に忠実っていうか（なんの基本だ）、ちょっと地味なような気もしますが、聞き込めば聞き込むほど味が出るのがモダンドッグ。長く聴けそうな曲が満載です。
これはシングルっていうか先行発表した曲『Novel』。ライブで盛り上がりそうな曲です。PVディレクターはゾランさん。

やっぱりなんだかんだ言って、みんなが好きなバンドってモダンドッグなんだよなあ。タイのミュージシャンだいたいモダンドッグ好きだもんね。
この下の「Wake up at ten」みたいなライブまたやってほしんですけどね。ないかなあ。。。
くるくる
MD concert: Spin from Wit Pimkanchanapong on Vimeo.
扇ぐ
MD concert: Blow from Wit Pimkanchanapong on Vimeo.

最近、
バンコクに遊びにいくんだけれど「現地の音楽、ミュージシャンとふれあうことができるところ」「おもしろそうなイベントやってるところ」「音楽イベント」「文化イベント」「おすすめ」を教えてくれませんか？
と聞かれることが多い。バンコクに面白いものがあるんだなーっていう認知が広がってるのかなーとうれしい感じです。とともに毎回教えるのが面倒だったりする（笑）なので、バンコクへ旅行に行く方へのイベントや場所の情報収集の仕方を簡単ですがまとめてみようと思います。

情報収集のコツ、おすすめなど
＊場所よりもイベント重視
バンコクは「場所」よりも「イベント」を探すつもりで情報集めして、足を運ぶ方が楽しいことに出会いやすい。箱は長続きあんまりしないし、それに普通に毎日面白いことやってるわけではないですよね（これは東京でもそうか。）
＊Myspaceなどのオンラインフライヤー
情報誌がない。ぴあみたいな雑誌はほぼないし、ほとんどはみんなmyspaceでオンラインフライヤー巻いてる感じです。最近はfacebookにバンコクの人はソーシャルネットワーキングは流れてるけど、基本はオンラインのsnsで情報収集と思ってもらえればOK。
＊英字新聞チェック
バンコクに行ってしまったらNationやBangkok postなどの英字新聞のエンタメ／カルチャーコーナーをチェックすることをおすすめします。アート系イベントはしっかりフォローしてるし、面白い音楽のイベント情報も乗ることが多い。ネットで情報見ても、「このイベントが面白いかどうか判断つかない」方にとっては、わりと厳選された情報が流れるので英字新聞はいいかもと思いました。後追いでレビューもあるしね。
＊２００８年１１月８日９日はFAT FESTIVAL
毎年恒例のコミケのようなロックフェス。ライブたくさん見たい人は、これに合わせてバンコク行くのがおすすめです。いっぱいバンドみれるし。昨年よりアート部門も始まりました。アート好きにもおすすめ。SOI的な目玉はウィットとジローエンドーの今年もやるぞOver head night clubです。
＊パブ営業狙い
いわゆる飲み屋というか流行のパブで人気バンドが営業ライブしてます。ラチャダーピセーク、RCA、トンローなどのパブです。ただし流行の移ろいがかなり早いので要注意。出演は所謂メジャーレコード会社所属のミュージシャンのライブが多いですが、タイ人の盛り上がりを一緒に楽しみたい方におすすめ。（情報収集はどうやってやるんだろうね。好きなバンドがあればそのHPとか、わからなければHP「サイアム系で行こう！」などに情報が出る時があります）
というわけで最後に、最近の告知の場myspaceのおすすめリンクを書いていきます。あとは、そこからお友達リンクなど辿って情報収集してみてください。バンコクはライブイベントにしろ、クラブイベントにしろ、今はちゃんと企画立ったイベントが多いので、１週間いたら何らかのイベントには遊びにいけると思います。
といいうわけで楽しいバンコク旅行になりますように！
[場所]
たのしいイベントに出会いやすい、おすすめのスペースです。
ノースペース；オルタナティブスペース。ギャラリー。パンダのイベントが多い。
http://www.myspace.com/nospacebkk
ハッピーマンデー；パブ、飲み屋。スモールルームの近く。ミュージシャン毎晩集まり過ぎ。
http://www.myspace.com/happymondaybar
ルラバー；一軒家パブ。静かな住宅街で爆音でライブやってますがいいんすか？
http://www.myspace.com/lullabar
［ミュージシャン、レーベル］
面白いミュージシャンのネットワーク辿ってくと面白いイベントに出会えます。
パンダレコード；レーベルのイベントよくやってます
http://www.myspace.com/pandarecs
ソー・オン；こちらも主催で面白いイベントよくやってます
http://www.myspace.com/ghostednotes
モダンドッグ；モダンドッグ周りではいろんなイベントがあります。
http://www.myspace.com/moderndogneverlie
ノート君；あほあほパーティーオーガナイザー（を最近やめた）
http://www.myspace.com/busypartyboy
なんか、クラブ系というかダンスミュージックのフォローが弱いなー。箱は８０８など。
［アート］
はオープニングイベントに行くということでFA。ジムトンプソン、サイアムスクエアにできたばかりのアートセンター（Bangkok Art & Culture Centre）で近々大規模なタイ現代アート展が行われるそうです。あとVer gallery、重複するがno spaceとか。今回は音楽方面がメインなので興味がある方はググってみてください。
なんか尻つぼみ気味ですが、書いてるうちにやっぱり最近はmyspaceよりfacebookでみんな告知してるんじゃないかと思ってきた。facebookやってる方はそっちで探してみてください。
(KK)

トークレス / ドット ドット ドット (SO::ON Dry Flower) (2007)
talkless / dot dot dot (SO::ON Dry Flower) (2007)
SoiMusic mini Vol.02へお越しいただいた皆様、ありがとうございました。お越しいただけなかった皆様は、次回ぜひお越し下さい。
トークレスもモモコモーションもいいステージでした。トークレスは絶妙な空気感、Momokomotionはフルセットでソリッドにノリノリでとってもよいまとまりでしたね。
え？トークレスって何者だって？モモコモーションは知ってるけど、、って。
talkless:
昨年、Little Fox (ていうかジーン）とZai Kuning & Koichi Shimizuのアルバムと共にSO::ON Dry Flowerから７曲入りミニアルバムを発売して、バンコクのインディーっ子に「なんじゃこりゃっ！」と言わしめたエレクトロニカ・デュオ。
メンバーはチェンマイ出身の色白美人、Fon（フォン）ことWtanya Chanvitanと、あのGooseのリーダー的存在であるギタリスト、Nym（ニム）ことBancha Thearakit。
もともと同じ大学の先輩後輩だった二人。大学のイベントで歌っているフォンちゃんを見かけたニムが誘ったとか誘わないとか。。
なにがどう「なんじゃこりゃっ！」なのかって、この音。
ここはどこの国ですか、と聴きたくなるよな、ニムの作る、多数のサンプリングを織り交ぜてリバーブ超深めな幻想的音世界の上に重なるフォンのウィスパーボイス、さながら北欧エレクトロニカのヒットチューンのようです。そのくせに、突然ニムの気合い入ったフィードバック轟音ギターが鳴り響いたりして、やっぱりタイランドらしさは消えてない、そんな魅力たっぷりの音楽なのです。
この二人、好きな音楽がSigur RosだったりM83だったり、God is an AstronautだったりmumだったりMr.John Sodaだったりと趣味が音楽にモロ出てきているのですが、この辺の音楽がタイにいても聴けるようになってるっていうのは、インターネット時代だなあ、と妙な感慨を覚えたりもしますよね。
それにしたってこんな音楽今までタイにはなかった。
引きこもり系タイトロニカCliquetparが突然ブレイクコアをシーンに叩き込んでしまったのは少し早かったのかもしれませんが、ギリギリ受け入られる土壌があったのでしょう。
一方で同じくSO::ONのNapat、AtitからGoose、Assajan Jakgawan、Desktop Errorという流れは、急激であるように見えつつ、一つ一つのバンド、アーティストが着実に土壌を形成していったように思えます。そこに現れたtalklessはある意味現れるべくして現れた新星ということだってできるかもしれません。

で、そんなtalklessですが、来年からフォンちゃんが日本にやって来るとか来ないとかで、SoiMusic仕掛け人のお二人、鼻の下伸びっぱなしです。そしてそれまでの間にフルアルバムを一枚録音する予定だそう！これは期待できますね。
えー聴いてみたいーというそこのあなた、もちろんマイスペースもありますし、youtubeでビデオも見れます。もちろんバンコクに出向いてCDを購入するのもありですよー。
Talkless- dot dot dot
1.little girl ghost
2.ทัศนาจร (Tat-sa-na-jorn)
3.ทุกวัน (Took-Wan)
4.spongy marshmallow
5.my scarlet arms
6.drift
7.one day it’ll be there
myspace:
http://www.myspace.com/talklesslesstalk
youtube:(ทัศนาจร:Tat-sa-na-jorn)
http://jp.youtube.com/watch?v=AhrhJ6c3mH0
（文責：SF）

ミュージックよりバンコクの音楽＆アート
イベントのお知らせです☆
Soi music mini vol.2
Live
Momokomotion with Motocompo
Talkless from BKK
&
Wit Pimkanchanapong
Jiro Talk
バンコクのキュートなエレクトロニカ男女デュオのトークレスと
フルセットでエレクトロニックなモモコモーションのライブをお届けする
ソイミュージックミニ！の2回目です。
バンコクのクリエイティブシーンの最恐コンビ、
ジロー・エンドーとウィットによるトークもあります。
バンコクのナウでフレッシュな雰囲気をお伝えする
緩くも電気的で楽しい一晩です。
（ウィットは横浜・黄金町バザールでの展覧会での来日の
どさくさ出演です。）
http://www.koganecho.net/JPN/exhibitor_09.html
2008/09/13 Saturday
at SuperDeluxe(Roppongi)
open19:30 start20:00
ticket:前売り2500円　当日3000円（ドリンク代別）
☆イベント詳細HPへのリンク☆
http://soi.jugem.cc/
☆アーティストプロフィール☆
Talkless
シューゲイズバンドGOOSEのニム君とフォンちゃんの
ふたりエレクトロニカ。エレクトロニカのライブつまんなーい
なんて人でも結構ぐっとくるのはふたりのルックスと
フォンちゃんのボーカルのおかげ？
http://www.myspace.com/talklesslesstalk
Momokomotion
元FUTONのキーパーソン、モモコが日本に帰ってきてる！
今回はモトコンポとガッツり組んでフルセットライブ！最強。
http://www.myspace.com/momokomotion
Wit（ウィット）
バンコクの00年代のアーティストのトップを爆進中の
アーティストウィット。左脳と右脳が同時に突っ走ってます。
http://www.flickr.com/photos/witpim/