映画『トロピカル・マラディー』が2004年のカンヌで賞をとったアピチャートポン・ウェーラセクタン(Apichatpong Weerasethakul)。
『トロピカル・マラディー』はタイの地方都市を舞台にした淡い恋物語(ゲイの)と思いきや、後半突如タイの摩訶不思議な昔話の世界に突入するという展開(しかも登場人物全裸)。うううなんだこれは?と思いつつ、でもやっぱり「タイ」っぽさが良く伝わる良い作品だなー、もう一回みたいなーと思わせる映画でした。さらに映画中でsmallroomの「ファッション・ショー」というタイポップバンドの曲を使っていて、それがぬるーい温度のタイの夜の映像とベストマッチしています。
そんなタイで最も注目してもいい映画が今年の「東京フィルメックス」に招待された模様。監督の来日も予定しているそう。
http://www.filmex.net/2004/compe.htm
(日程/10月13日追記)
トロピカル・マラディ(タイ/アピチャッポン・ウィーラセタクン)
11/21(日)21:00 シネカノン有楽町
11/23(祝)18:40 有楽町朝日ホール (Q&Aの予定あり)
さらにバンコクでは新作も控えている模様。アホアホな模様。
IRON PUSSY
さらに本日ですが(またしても当日情報で申し訳ないですが。。。)、デビュー長編の上映が行われます。
*東南亜(直送)+東京独立系列(インディーズ)シネマの玉手箱!(南洋お土産付き) 上映会
[日時] 10/5 上映 19-22時(21時45分終映予定)
[場所] シネマボカン 03-5478-6889
[料金]
http://www3.zero.ad.jp/CinemaBokan/enter.html
そして、さらに面白い話題が・・・・。
モダンドッグらを擁するタイのレコード会社ベーカリーミュージック。ここの10周年記念巨大スタジアムコンサート(12月10日、6時間、10万人規模、ベーカリーミュージシャン総出演という派手な企画。)の映像でアピチャートポンさんが参加します。彼を誘ったのは舞台のトータルディレクションを行うWITさん(ソイミュージック29日参加)。照明はソイミュージックのディレクターの遠藤治郎(バンコクでは照明デザイナーとして有名の模様)。ベーカリーなんていう土俵で硬派めなアピチャートポンさんが仕事するのは相当痛快です。しかもWITさんとの仕事なんて面白いにきまってます。WITさん、よく誘ったなあ。どんなプロダクションになるかわわかりませんが、見にいきたい・・・。
トロピカル・マラディー(サット・プララー)のびら
トロピカル・マラディー
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